2022年7月7日 第一四半期決算を発表したので考察してみた
セブン&アイホールディングスは、言わなくても分かってると思いますが「セブンイレブン」です。何かとお騒がせしているセブンイレブンです。騒がせてごめんなさい。関係者でもホルダーでもありませんが、謝罪いたします。世間を賑わせて申し訳ありません。
さて、今回は、2022年7月7日に発表した2023年第一四半期の決算についてです。昨日、イオンが第一四半期として過去最高利益をたたき出し、株価が急騰したので「もしかしたらセブンも?」と狙っていた投資家が多かったのかと思います。
蓋を開けてみれば、なかなかの数字でした。
ガソリンだよ
さて、なかなかの数字だったのですが、何が要因だったのでしょうか?タイトルに書いた通り「ガソリン」です。セブンがガソリン???と思ったあなたは、セブンの株主ではありませんね。
セブンは、昨年にアメリカのセブンイレブンを買収しました。アメリカのコンビニはガソリンスタンドを併設していることがおおいので、ガソリン販売も主な収益源なのです。ただ、かなり薄利だそうです。ネット記事に書いてました。日本と比べてもかなりの薄利でした。ガソリン入れたついでにコンビニに寄ってね。みたいなノリでしょうか?日本でいえば、トイレに寄ったついでに何か買ってね。ATMに寄ったついでにお金使ってね。ってところでしょうね。
そのガソリン販売が今回の決算のキーポイントです。セブンの売り上げは
- 国内コンビニ
- 海外コンビニ
- 海外ガソリン
- イトーヨーカドー
- そごう西武
- 金融
となってます。そごう西武は、コロナ明けで好調でしたが、国内コンビニ、海外コンビニ、イトーヨーカドー、金融はすべて減益でした。
そして、海外ガソリンなのですが、この粗利が単価当り倍ほどに改善したことによって利益が上がりました。増益分のすべてというより、他の事業のマイナスをガソリンがすべて引き受けてました。ガソリン価格の上昇で粗利が増えたのかな?
セブン&アイホールディングス 株価の分析
さて、今回の決算を受けて夜間取引では、すでに株価は上がっています。イオンがかなり上げたので二匹目のドジョウ狙いでしょうか。さすがに、イオンみたいに10%も上げないでしょうが、明日の地合い次第ではプラス5%ほどは行くかなと見てます。