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IPOでの上場初値を付けた株価はどのように動いたのか?検証してみた

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2022年6月8日に上場した ANYCOLOR 5032 の場合

2022年6月8日に上場した ANYCOLOR 上場二日目のチャート

公募価格1530円。上場日は、2022年6月8日ですが、取引は成立せずでした。

ANYCOLORの取引成立日のチャートを考察

初値をつけてからも買い需要が強い。上場二日目でようやく取引が成立し4810円初値。すぐに株価は駆け上がりストップ高まで上昇。すぐに垂れてきて5200円、5000円をつけてから反発。再び駆け上がってストップ高が前場を終えて、後場も垂れることなく終了。

2022年6月1日に上場した トリプルアイズ 5026 の場合

トリプルアイズ 上場初値を付けたときのチャート

上場二日目での初値をつけた「トリプルアイズ

公募価格880円に対して2200円の初値となりました。公募株数は6210本と少なめです。

トリプルアイズの上場初値日のチャートを考察

公募で当選した人の一部は初値で売ったり、すぐに売る人が多いので一旦は下がります。ただ、売り需要はそこまで多くはないので、しばらくして切り返す。初値でモタツイテから上がっていく。しかし、そこまで上がらなかったので上昇を期待した投資家が売っていって下落。そしてモタツイテから、明日に期待する投資家の買いが膨らんできて上昇。

こんな感じでしょうか?

上場その後をチャートで検証

トリプルアイズ 2022年6月1日から6月9日までの取引チャート

上場二日目の取引終盤にかけて急落しています。出来高が多かったわけでもないので、買い需要が乏しいところにまとまった売りで売りを呼ぶ展開でしょうか。

上場四日目の後場から株価は動意づきました。これは、明らかに出来高が増えており、オラオラ感が出てます。

そこからは下落基調の展開です。

初値から11日後のトリプルアイズの株価チャート

見事な下落トレンドを描いたトリプルアイズの上場後チャート

公募価格880円。初値2200円を付けたトリプルアイズですが、取引成立後は、ほぼ下落トレンドを描いています。四日目に小反発がありますが、小反発もその日だけ。後は下落トレンドです。

トリプルアイズの上場後の株価チャートのまとめ

2022年5月の上場はトリプルアイズだけだった。公募価格は880円と安かった。公募株数が少なかった。これらの点から初値は、高くなりました。

初値を付けてからほぼ下落基調だったのは、最近の相場の地合いの悪さ、グロース株が下落している流れを受けているのかなと考えます。

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この記事を書いた人

投資歴20年以上の専業投資家
若いころから日経新聞を愛読し、株式投資に興味を持つ。働いてためたお金を元に運用を開始する。ある程度増やしたところで仕事を辞めて、遊んでいたらお金が無くなる。そこから再度お金をためて株式投資で順調に資産を増やして現在に至る。
投資戦略は、ファンダメンタル、テクニカル、信用売りも、ロングショート戦略、テーマなどいろいろ組み合わせ。飽き性なので一つに絞ることができないのが難点。
簿記を持っているので財務諸表を読むのが得意。

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