2022年6月1日 大幅下落のフロンテオの株価がどうなったのか検証

前回の記事は、ストップ安を付けた次の日の5月24日。終値で1030円でした。
翌日は、寄り付きは終わりで始まりましたが、すぐに下げました。しかし、前日の安値は更新せずで取引が終了。そこから上昇しました。二日間上昇し、三日目でストップ安を帳消しにするまで上がってから下落。
三日というのはいい待期期間なのですね。
株価に変化があれば、また更新します。なければ、次の暴落暴騰までしばしお待ちを
2022年5月24日 ストップ安を免れたFRONTEOの反転が始まるか?
前日のストップ安。本日(2022年5月24日)も相当な売り需要がありそうでした。ただ、前場を終わってみると、意外に強いねという印象です。
2022年5月24日 株価の推移
- 5月20日(決算発表前):1369円
- 5月23日(決算明け後):1069円(ストップ安比例配分)
- 5月24日(前場終了):957円寄り付き、高値1117円、前場終わり値1030円
売り需要がかなり多かったのでストップ安まで行くのかと思いましたが、徐々に買い需要も高まってきて110円安で寄り付き、そこからスルスルと値を上げていき、前場高値の1117円へ。そこから停滞して、1030円で前場終了です。
2022年5月24日 株価の分析
直近の二回のストップ安の相場のときは、二日では終わらず、三日ぐらいは下げてます。今の「1030円」という株価に何の意味も見いだせないので、これを安い高いと判断することはできないと思います。
今回は決算で売られています。決算を見ると「売り上げが停滞している」という明確な売り材料があります。今の段階で参戦するのはちょっと早いかなと思います。
2022年5月21日 本決算を発表したFRONTEOですが内容は?
2022年5月20日の取引終了時に本決算を発表しました。はっきり言って「決算の数字は悪い」です。予想よりもかなり悪いです。利益の減少よりも売り上げの減少が痛いですね。成長を加味して株価を形成してきたFRONTEOですから、売り上げが減少してしまえば、成長が剥落してしまいます。
売り上げ減少にかんしては、前期の1Qから4Qにかけて徐々に売り上げが落ちていってました。この売り上げ減少がどの段階で反転するかにかかっているような気がします。
2022年5月21日 FRONTEO 株価の推移
前期2Q決算と上方修正を受けて一段高となりました。株価は駆け上がって5300円へ。そこからストップ安を三日つけて、上方修正前へ逆戻り3000円。一旦反発したけど一日で終了してから再びストップ安で2300円。
反発局面もあったが、トレンド的には下落基調でした。
2022年5月21日 FRONTEO 株価の分析
本決算を受けて夜間取引でストップ安を付けています。再度の好業績を願いながらホールドしていた投資家の投げ売りかな。月曜の寄り付きに注目ですが、買いが入るとは思えません。ホルダーさんごめんなさい。
先にも書きましたが、利益も大事ですが、売り上げも大事です。本格的に上昇トレンドを描くためには売り上げ増が見えてこないことには下落トレンドは変わりそうにありません。
FRONTEOってどんな会社
リーガルテックAIの会社です。法律関係の書類をAIによって支援する会社です。法律にかかわらず、AI支援につながるサービスも提供しています。
コロナ禍において、人手をかけることができなくなり、AIで何かできないかと考える企業がおおかったが売り上げ増につながったのではないかと思われます。