2022年7月15日 関通が減益でストップ安になるのは何故なのですか?
関通が2023年1Q決算を発表しました。減益幅は、約25%ほどなので、めちゃくちゃひどい決算ではありませんでした。中身を確認しても想定の範囲内でした。ただ、株価はストップ安を付けました。それは何故なのか
- 成長期待が裏切られた
- 直前の新株発行で株主が入れ替わった
成長期待が裏切られた
関通は中期経営計画をだしています。それによると、ここ数年で大きく成長する予定の計画です。それを予定しての投資家が多いので、「剝げ落ちた」と感じた投資家が多かったようです。
直前のワラントで株主が入れ替わった
関通は6月に新株発行を発表しました。新株発行なので、株価は大きく下落しました。それによって株主がかなり入れ替わっています。新株発行の発表から三日間で出来高が50万株ほどありますので株主がかなり入れ替わりました。
その入れ替わった新しい株主が今回の減益決算によって失望売りを出して、売り需要が普段よりも大きくでたので買い需要を大幅に上回りストップ安を付けたのではないかと思います。
関通の株価の分析
関通が出している中期経営計画では、今年からの三年間で設備投資をかなり行います。四半期決算で見ると減益が発生する期もあることが予想されます。ただ、計画が順調に進めば売り上げが増えて、それにつれて利益も増えます。その計画には、何の変更もありませんので、株価は「割安」になったと判断します。
ただ、先ほども申し上げましたが、設備投資などにより減益決算を出す可能性があります。その時には株価は軟調になる可能性がたかいです。投資をするなら、数年後の未来に向けて割安な段階の今に仕込んでおくのが賢い選択なのかなと思います。
2022年4月15日 ストップ高おめでとう
関通のホルダーさんおめでとうございます。管理人もおめでとう。私も持ってました。少ないですけど、ストップ高は嬉しいですね。ストップ高の要因は、
- 良決算
- 中期経営計画
- キャノンITサービスとの業務提携
複合的に判断されてのストップ高でした。ただ、少し遊ばれたのかな。出来高がかなり増えました。普段は10万株そこそこの関通ですが、本日は180万株の大商いです。
関通 株価の推移
昨年の高値1400円から4ヶ月ほど下落して、1月末に安値600円をつけました。そこから、1ヶ月半ほどを600円から700円で停滞。3月中旬から徐々に下値を切り上げて、上昇トレンドに乗ったような感じでした。
関通 株価の分析
短期で見ると、ストップ高をつけるほどでは無いかなと思いますので、下げる可能性があります。ただ、中期や長期で見ると、「中期経営計画」に見られるように、先行きが明るそうです。数年で倍ほどの株価になってもおかしくない企業だと思います。